ぼくなんて・・型想いで・・・

久々に「型想い」を引っ張り出して使ってみました。
複製対象は亀。  ぼくちん、かめちん。
この亀、他の作品のパーツの一部として作ったものですが
そちらとくっつけてしまうとこの形として取り出せなくなってしまうんです。
別に単体で使う予定なんかなかったのですが
もったいないなぁ、ということで軽く複製しとこう、となりました。
複製にはシリコーン+レジンキャストの方が確実ですが、面倒だし、
サイズも小さいし、数要らないし、ということで久々の「型想い」の登場です。
この「型想い」はお湯で柔らかくなって冷えると固くなります。
似たようなもので「おゆまる」というものもあります。
「おゆまる」は用途的には違って、このもの自体をこねて、
形つくって、粘土のような遊び方をするようなものらしいのですが、
おそらく同じようなものです。
「おゆまる」つかって複製してみえる方もたくさんみえますし。
使ったことないですけど、かなり近い素材かと。

タタターン!と端折りまして、型完成ですヽ(´ー`)ノ
まあ、見たまんまです。 お湯の中につっこんで
箸で取り出し、原型押し当てます。
水滴ついてると失敗の元ですのでちゃんと拭いて。
写真見てわかるように、冷えて固まったあとに
新たに柔らかいのを押し付けてもそこまで同化しませんね。
ということで簡単な両面取りができました。ここまで10分くらいでしょうか。
IMG_0520.jpg
さて、エポキシパテと夢を詰め込みます。
これが、簡単のようでコツが入ります。それは後の写真でまた説明。
さて、ここでなぜエポパテを使うのか?
いつものようにレジンを流し込まないのか?
これはだいぶ初心者向けな内容なので
ご存知の方は”( ゜д゜)、ケッ!”としててくださいw
私も初心者に産毛が、いや毛穴がある程度ですので。
はい。
いつも流し込んでいるレジンキャストは
硬化するときに同時に熱も出します。すごく熱く。やけどレベル。
だから急いで型からだしたときは焼き栗のように
焼き芋のように、アッツ!アッツ!っと複製品が宙を舞うんです。
よって夏場の複製はかなりハードです。
(僕なんてクーラーなしの部屋で長袖でやりますからね、瀕死です。)
「型想い」や「おゆまる」は熱で軟化します。
ということで、熱を伴なうレジンは使えないワケです。
(一個できればいいや、と一度やったこともありますが
型はすぐに崩れて複製品の表面が変な感じになります。
まあ、手直し覚悟で一個だけ、と思えばありかもしれません。早いですし)
んで、エポパテ。
これは元々粘土状のものを2色混ぜて使います。
レジンは5~10分ですぐに硬化しますが
こちらは速硬化タイプのものでも5,6時間かかります。
その代わり熱がでません。
流し込みではないので注入口も不要です。
しかし、コスト的には完全にレジンの比ではないので
今回のような小さいものにしか使いません。
一晩おきます。
IMG_0522.jpg
どーん
IMG_0523.jpg
だだーん
たい焼きでいう” 羽 ”な部分は切り落とすとして
なんか表面がクレーターっぽくなってますね。
これは空気なんですけど
大きな塊をぐっと詰めてやると溜まりやすそう。
もっと細かくちょっとづつ詰めていったほうが
いいかもしれませんね。
かなりの手直しが必要(;´Д`)
作り直すより手っ取り早いなと思って
今回やってみましたが、、、、ど、どうだろw

“ぼくなんて・・型想いで・・・” への2件の返信

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ポリパテにシンナーを多めに混ぜて
    少しさらさらめにして流し込んだらまだマシな結果に
    なりそうな気がするね。
    もりもりを使って再チャレンジ希望(笑)

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >GUNさま
    その手がありましたね。。
    ついついそのままでやろうとしちゃう。
    経験が効いてきますね!
    再チャレンジは・・・へへ

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